コロナによる入院患者さまへの影響とは…
2021年11月19日
こんにちは!
京都府宇治市にある、脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の飯尾です。
今回は、コロナによる入院患者への影響をまとめてみました。
家族や友人、知人が入院していて、不安になられている方や気になる方は是非参考にしてみてください。
~今回の内容~
①入院患者さまと外部の方との面会禁止
②リハビリスタッフによる家屋調査の禁止
③食事時の部屋対応
④リハビリ室の使用の制限
入院患者と外部の方との面会禁止
コロナが流行し初め、最初に病院側がとった感染予防として入院患者さまと外部の方との面会禁止です。
ウイルスはやはり外部から持ち込まれることがほとんどなため、患者さまの家族や知人から感染が広がる恐れがあり、面会を禁止にしました。
この面会禁止は、患者さまのモチベーションを下げる最大の要因となりました。
患者さまは誰にも会えないことでストレスが溜まり、早く退院したいという方も増えていきました。
また、お話をする機会も刺激も減るため認知症の進行にも繋がり、怒りや不安を訴える方もいました。
患者さまの動力源は家族です。そのことを今回の面会禁止で痛感されました。
私たちセラピストは患者さまの気持ちを傾聴し、少しでも心に寄り添えるように心がけています。
リハビリスタッフによる家屋調査の禁止
元々は、家屋調査と言って退院前にセラピストと患者さま本人と家族で自宅に訪問し、実際に自宅内の移動や動きをみて必要な福祉用具の選定や動作指導を行っていました。
しかし、コロナ流行後は患者さまが外部に出たり、外部の方と接触することを禁止にしたため、家屋調査も禁止になりました。
そのため、自宅退院に必要な福祉用具などは患者さまの身体機能や動作レベルに合わせ、あくまで推測でご用意することになります。
また、自宅退院後の実際の動きの確認や指導は、訪問リハビリのサービスを利用するという流れになります。
帰ってから転倒しないように万全の準備をさせていただいています。
食事時の部屋対応
入院患者さまは普段マスクをつけています。
しかし、マスクなしになるタイミングは食事の時です。
そこで、もしウイルスをもった人がマスクを外して食事や会話をしてしまうと広がってしまう恐れがあります。
そのため、一部の患者さまは部屋での食事となっています。
ただ、他の患者さまとの交流が減ってしまいストレスに感じてしまうこともあります。
入院患者さまでウイルスが広まらないよう、やむを得ない判断だと思います。
リハビリ室の利用の制限
リハビリ室ではいつも清潔を保つよう、除菌や掃除を逐一やっています。
しかし、手すりやベッドに菌が残ってしまうと他の患者さまにも広まります。
そこで、入院階・曜日ごとにリハビリ室の使用を分けました。
そうすることで万が一ウイルスが広がっても、違う階の患者さまへの広がりを抑えることができます。
リハビリ室が使えない日は病棟でのリハビリとなります。
以上、4つを紹介しました。
コロナが流行してからスタッフ・入院患者・家族や知人にも大きな影響を与えました。
誰にも会えないストレスからモチベーションが上がらない患者さまはたくさんいます。
そのような方たちに対しての、私たちセラピストの関わり方が非常に重要になってきます。
家族としても心配なことはたくさんあると思います。
やはり、家族からの連絡が励みになりモチベーション向上に繋がります。
出来る限りこまめに連絡をとって頂ければ幸いです。
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