パーキンソン病の方向け ~座ってできる自主練習~
2023年03月15日
こんにちは。脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の塩見です。
本日はパーキンソン病の方に向けた座ってできる自主練習をご紹介します。
☆姿勢が丸くなり、背筋を伸ばしにくい
☆動きが小さくなりやすい
☆腰が痛い
などの症状でお困りの方にピッタリの運動です。
ご紹介する運動は
全身を曲げる・伸ばす・ひねる運動をたくさん取り入れた運動です。
全身が柔軟になりますので、ぜひチャレンジしてください。
本日の内容
①パーキンソン病の方向け 運動のポイント
②パーキンソン病の方向け 運動にチャレンジ
①パーキンソン病の方向け 運動のポイント
1)無理のない範囲で、気持ちよいくらいの負荷で身体を動かす
2)深い呼吸を心掛ける 息を止めない
3)反動で身体を動かすのではなく、関節をゆっくり滑らかに動かす
4)動きが小さくならないように、手足をしっかりと広げ、大きく動かす
5)首が下を向かないように、動きに合わせて首もしっかりと動かす
6)リズムよく、楽しく行う
②パーキンソン病の方向け 運動にチャレンジ
1)大きく足ふみ 10回
~ポイント~
・リズムよく手足を動かす
・膝を胸に近づけるイメージで高く上げる
・腕ふりは肘を後ろに引く この時肩甲骨を寄せて肩が丸くならないように注意
2)両手を上げる運動 10回
~ポイント~
・肘を下げる時は胸を張り肩甲骨を寄せる
・肘を伸ばす時は、天井に向かって真っすぐに肘を伸ばす 腕を耳に近づける
3)片手ずつ腕を上げる運動 10回
~ポイント~
・天井にパンチするイメージ
・リズムよく行う
4)両手を回す運動 10回
~ポイント~
・肘をしっかり伸ばす
・肩甲骨から大きく動かす
・背中が丸まらないように注意
5)体をひねる運動 10回
~ポイント~
・腰からひねる
・目線は真後ろを見る
・お尻は浮かないように
6)前後屈の運動 10回
~ポイント~
・曲げる時は脱力して上半身をしっかりと曲げる
・後ろに反る時は、胸を広げ、首もしっかりと伸ばす
・後ろに反る時、手の平は上向き
7)体を横にひねる運動 10回
~ポイント~
・下の手は足先をタッチするイメージ
・目線は正面を見る
・腰からひねる
・胸を開ける
8)股関節を曲げる運動 10回
~ポイント~
・膝を胸まで持ち上げる
・背中が丸くならないように注意
9)足を開く運動 10回
~ポイント~
・上半身は真正面を向く
・膝を大きく外に開く
10)腰をひねる運動 10回
~ポイント~
・左右の股関節を大きく開く
・肘を伸ばして、内ももを押しながら肩を入れる
11)足ふみ
~ポイント~
・リズムよく左右交互に足ふみをする
・膝は胸に向かって高く上げる
・腕振りも大きくする
こちらがYouTubeに投稿している動画です。
全11種類の運動で、全身の柔軟体操、筋力トレーニングになります。
パーキンソン病になると動きが小さくなりやすいので、
大きく、楽しく、元気に行うことが最も大切です。
できない運動は無理に行わず、できる運動を丁寧に行うことが効果的です。
では、楽しく運動を行ってみてください。
===================================
脳梗塞専門の体験リハビリ120分を無料で受けていただけます!
ご予約・ご相談は随時受付しております。
お問い合わせやご質問は↓こちらからもお待ちしております^^
人気!YouTubeチャンネルをぜひご覧ください!!
各種SNSでも最新情報を発信しております!
https://www.facebook.com/nouriha.n.kyoto
https://www.instagram.com/rihabiri_nozomi/