脱コロナ太り!肥満を解消し、脳卒中発症リスク軽減へ!
2021年02月24日
京都府宇治市にある、脳梗塞リハビリのぞみ・京都、理学療法士の飯尾です!
最近よく耳にするコロナ太り。。。
コロナの影響で自宅に居る時間が長くなり、運動不足という方も多いかと思います。
いつの間にか体重が増えていた、脂肪が増えてしまったという方は、ぜひ簡単な運動で運動不足を解消しましょう!
実は、肥満は脳卒中リスクを高くしてしまう恐れがあり、とても危険です。
今回は肥満と脳卒中の関係とどのような運動が肥満解消に繋がるか書かせて頂きます!
肥満と脳卒中の関係性
みなさん、BMIというものは聞いたことがあるでしょうか?
正式名称はBody Mass Index 略してBMIです。
BMIは体重と身長から算出される肥満度を表す体格指標です。
計算方法は、BMI=体重(kg)÷身長(m)²
このBMIの結果が肥満度を示す数値となります。
日本肥満学会の判定基準 | |
BMI値 | 判定 |
18.5未満 | 低体重(痩せ型) |
18.5〜25未満 | 普通体重 |
25〜30未満 | 肥満(1度) |
30〜35未満 | 肥満(2度) |
35〜40未満 | 肥満(3度) |
40以上 | 肥満(4度) |
こちらが結果数値と肥満度を示す図となります。
みなさんはどの判定になりましたでしょうか?
ちなみに、適正体重のBMI値は22となっています。
こちらがBMI数値による性別での脳卒中発症リスクを示しています。
こうみると男女ともに25以上から発症リスクが徐々に上がっていき、特に女性で30以上になると大幅に発症リスクが高くなっています。
私も3年病院で勤務していますが、脳卒中患者さんは肥満の方が多い印象ではあります。
また、肥満であると適正体重の方よりリハビリが難渋することがあります。
例えば麻痺により足に力が入らない上に、体が重いため歩くのに一苦労…
お腹に力が入りにくくバランスがとりづらかったり、腰痛が出てしまう…
肥満による基礎疾患を持っている(関節症)
などなど、発症後の回復を遅らす恐れもあります。
肥満解消のポイントとは
ズバリ、食生活と運動習慣です!
良くない食生活の例としては…
①インスタント食品ばかり
②スナック菓子を食べてばかり
③過剰な飲酒
④ファーストフードに頼りすぎ
などが挙げられます。
こういったものを過剰に摂取することで肥満を促進させ、血がドロドロであったり血管をボロボロにしてしまい、脳卒中リスクを高めてしまいます。
そのため、なるべくインスタント食品・お菓子は避け調味料も少なめにを心がけて下さい!
肥満解消に必要な運動とは
次に肥満解消に必要な腹筋をご紹介します。
腹筋には2種類があり、アウターマッスルとインナーマッスルがあります。
腹筋のアウターマッスルとは…
お腹の浅いところにある筋肉で、体のダイナミックな運動の時に働きます。
働きやすい運動としては、上体起こしや上体のひねり運動などがあります。
次に腹筋のインナーマッスルとは…
お腹の深いところにある筋肉でバランスをとったり姿勢を保つ時に働きます。
働きやすい運動としては、腹式呼吸やバランス練習などがあります。
お腹の筋肉を鍛えるメリットとしては
①お腹周りがすっきりする
②腰痛改善
③姿勢改善
④変形性関節症の予防
⑤バランス機能の向上
などが挙げられます。
肥満解消は脳卒中リスクを下げるだけでなく、様々な予防や改善に繋がります。
大切なことは続けることと、腹筋でもアウターとインナーマッスルに分けてトレーニングを行うことが効率よく肥満解消に繋がるポイントです。
そこで理学療法士が教えるアウター・インナーマッスルに分けて、座って行える体操をYouTubeで閲覧することができます!
URLを張ってありますのでそちらから飛んでいただければ閲覧可能となっています!
現在、のぞみグループでは生活習慣病の予防をテーマにした体操教室を月に2回開いております。
定員は4名で検温・手指消毒・換気を徹底しております。
オンライン配信も行っているので、脳梗塞リハビリ・のぞみのYouTubeから閲覧することが可能です。
ご興味のある方、ぜひ参加の方お待ちしております!
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