脳卒中(脳梗塞・脳出血)の回復過程とは…
2022年01月25日
こんにちは!
京都府宇治市にある、脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の飯尾です。
皆さん、脳卒中(脳梗塞・脳出血)の回復ってどれくらいかかるかご存じですか?
実は回復しやすい時期や回復が伸びにくい時期などがあります。
一般的には3ヶ月以内が回復しやすいと言われています。
今回は、脳卒中の回復過程と回復過程後のリハビリについて皆さんと共有していきたいと思います。
~今回の内容~
①脳卒中の回復過程
②その後のリハビリ
脳卒中の回復過程
脳卒中の回復に有名な図があります。
専門用語で難しいと思いますのでかみ砕いて説明します。
緑の線は、脳卒中によって運動の神経が障害されるも、残存している神経が強化されることを指しています。
生きている神経がリハビリによって鍛えられ、手や足の動きに繋がってくるようなイメージです。
この線は3ヶ月に向かうにつれて衰退していきます。
次に、青の線は脳卒中によって障害された神経が回復することを指します。
脳出血で発生した血種が吸収されることで神経経路が再開通し、開通した運動神経が鍛えられていくようなイメージです。
この線は3ヶ月をピークに、6ヶ月にかけて衰退していきます。
次に、赤線は回復した神経をリハビリで繰り返して使うことで強化されることを指します。
あくまで、新しい神経が強化されるのではなく現状の使うことが可能な神経を強化するということです。
この線は6ヶ月まで緩やかに上がっていき、6ヶ月以降で伸びしろが止まります。
3つの線を総括して言えることは、3ヶ月までは急激に回復し、6ヶ月までは緩やかに回復するということです。
その後のリハビリ
では、6ヶ月以降のリハビリはどうすれば良いのでしょうか。
回復のピークが過ぎていてもリハビリを行う意味はあるのでしょうか。
結論、意味はあります!
100回復するはずの筋肉の機能が、元気な方の手足や他の動かしやすい筋肉で代償してしまっているため、現状は60までしか回復していない方などいます。
また、病院でのリハビリを終え家に帰り、麻痺した手足を使わない生活をしていると弱ってしまいます。
そのような方々にはもちろんリハビリは必要ですし、現状よりももっと動かしやすくなったり歩きやすくなることがあります。
筋肉のこわばりが邪魔をして動けるはずの筋肉が動かせないのであれば、鍼灸で筋肉を緩めることでより動きやすくなります。
脳梗塞リハビリのぞみでは、理学療法士も鍼灸師も在籍しています。
個人に合ったリハプラン・目標を提供しています。
ご自身で限界を作るのではなく、一度私たちに任せてみませんか?
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