脳梗塞後遺症 足の装具をつける意味とは…!?
2021年09月10日
こんにちは!
京都府宇治市にある、脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の飯尾です。
突然ですが、街中で足に装具をつけて歩いている方を見たことはありませんか?
なぜ、装具をつけて歩いているのでしょうか。
大きい装具もあり、歩きにくそうですよね。
しかし、つけることにも意味があります。
装具をつけることで膝が折れなかったり、つまずき無く歩くことが出来ます。
また、装具一つ一つにも意味があり患者様の身体状況・歩き方で適切な装具が選ばれます。
今回は装具の知識を皆様と共有できたらと思います
なぜ、装具をつけなければならないのか
なぜ足に装具をつけなければならないのでしょうか。
それは脳卒中(脳梗塞・脳出血)による後遺症が原因であるからです。
原因となる後遺症を大きく二つに言うと、、
①運動麻痺
②筋緊張亢進
が挙げられます。
①運動麻痺とは…
脳から筋肉に信号を送る通り道が損傷してしまうため、足を動かしたり踏ん張ったりすることが出来なくなってしまいます。
脳卒中発症から徐々に回復はしますが、中には踏ん張ることも難しいほどの運動麻痺が残ってしまう方もいらっしゃいます。
発症初期が一番運動麻痺が強いため、太ももまである長さの金属の装具を使ったりと、麻痺の強さによっても装具の長さや強度が変わってきます。
②筋緊張亢進とは…
筋肉は常に一定の緊張を保っており、動きに合わせて緊張をコントロールしています。
しかし、脳卒中になると筋肉の緊張を抑制する信号が送ることが出来なくなってしまい、筋肉が常に力が入ってしまう状態になってしまいます。
足でいうと、ふくらはぎの筋肉の緊張が上がりやすく(亢進)、つま先が下に向くような状態で硬くなってしまいます。
そのため、足首を上げづらくなるため歩く際にひっかかってしまいます。
そこで足首を固定する装具を装着する必要があります。
これらの要因から、歩く際に転倒のリスクが出てしまうため装具をつけています。
運動麻痺も筋緊張の亢進もリハビリにて改善される方はいらっしゃいます。
当施設でもリハビリにて改善し、装具なしで歩けるようになった方もいます。
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