自主練習の成果をご紹介!! 城陽市・宇治市の脳梗塞リハビリ

2022年09月22日

脳梗塞リハビリのぞみ・京都の塩見です。

本日はリハビリを一生懸命に頑張ってらっしゃる利用者さまのご紹介です。

7月中旬からリハビリを開始し、徐々に歩行がスムーズになってきました。

何といってもこの方は自主練習を徹底的に取り組まれ、リハビリの度に課題を修正し、ステップアップしてこられます。

いつも記入してくださっている自主練習ノートを見ると、きっちりとその日の出来事やうまくできるようになったこと、課題点などを記載され、努力されていることが伝わってきます。

自己管理をきっちりされ、前向きに明るく、取り組まれているからこそ、成果が出ているように思います。

いつもリハビリ中にお話をしていて、とても楽しく笑かされてばかりです。

ちょっとした出来るようになったことや上手くいったことをプラスに捉え

“口に出して伝える”

こともすごく大切であると、利用者さまから学ばせていいただいています。

 

本日の内容

①リハビリの内容

②自主練習の内容

③できるようになってきたこと

 

①リハビリの内容

症状

●体幹の失調→体幹の機能が弱く、姿勢保持やバランスを保つことが難しい

●軽度の右麻痺→左と比較し、右足の支持性や体重移動が難しい

 

目標

●家の中を支えなしで歩きたい

●料理をしたい

 

状態

リハビリ開始時

●立位を保てるけど不安定

●立ち上がりは重心が後ろに行き、後方に不安定

●一歩を大きく出すのが難しい

●家の中で支えがないと歩けない

●外の移動は車椅子

 

2か月後

●しっかり立てるようになった

●立ち上がりは、前に体重が乗るようになりかなり安定してきた

●歩幅が大きくなり、歩行速度が上がってきた

●支えなしでコップを持って歩けるようになった

●外も旦那様のサポートで歩けるようになってきた

 

 

 

 

リハビリの内容

●体幹機能を向上させる運動

→寝返り・骨盤を動かす運動・腹筋運動・膝立ち運動など

●バランスを向上させる運動

→クッション上での体重移動・ステップ練習など

●歩行練習

→体重移動を丁寧に、上半身をリラックスして歩く

 

☆リハビリの様子

 

 

 

②自主練習の内容

その都度、練習の達成度に応じて自主練習を伝えています。

利用者さまの努力が素晴らしく、毎回のリハビリで自主練習が定着し、できることが増えています。

内容は

●骨盤を動かす運動

●立ち上がり

●寝返り

●膝立ち

●体重移動

●上半身をリラックス

などなど、、、

動きに直結する運動をを伝えています。

 

☆自主練習の動画

 

 

一生懸命な利用者さまのため、分からないことはLINEで質問してくださり、課題解決に励まれます。

正しいやり方が分かるように運動の動画を送ると、すぐに実践されコツをつかんでくださいます。

リハビリは自主練習の質で成果が変わってくると言っても過言ではありません。

伝えた内容を必ずやってくださっている成果が動きの改善に繋がっていますね。

 

もう一点は、リハビリノートをきっちりと記入してくださっています。

毎日の出来事や練習内容、上手くできるようになったことを丁寧に書いてくださっています。

自分で課題を見つけ、上手くできるように実践し、解決させてリハビリに来て下さるので、一回一回で積み重なっていることが良くわかります。

そして、ちょっとの変化でも自分で感じて、伝えてくださいます。

とてもプラス思考で前向きであることも、成果に繋がるポイントですね。

 

③出来るようになってきたこと

ご本人さまからのお声

●『家の中でバランスを崩すことが減ってきて、何も持たずに歩けるようになってきた』

●『コップを持って、キッチンまで歩けるようになってきた』

●『床へ座るのが支えなくても出来るようになってきた』

●『お外の段差も少しずつ安定してきた』

●『トイレに行った時に前は全然出なかったけど、最近すぐに出るようになってきた』

●『お母さんから、のぞみに通ってから歩くのが上手くなったと言ってもらえた』

などなど、少しずつ出来ることが増えてきました。

嬉しいお言葉をありがとうございます。

 

☆ご本人さまからのお声

 

☆歩行の比較 上:開始時から一か月 下:開始2か月半後

 

いつも楽しく最近の出来事をお話してくださり、私たちも毎回のリハビリが本当に楽しいです。

引き続き、出来ることが増え、自信を持っていただけるようにサポートさせていただきます。

 

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次の挑戦に向けて!! 城陽市・宇治市のリハビリ 脳梗塞リハビリ

2022年09月7日

こんにちは。

脳梗塞リハビリのぞみ京都の理学療法士の塩見です。

 

のぞみには挑戦心に満ち溢れた利用者さまがいらっしゃいます。

次の挑戦は9月23日開業の西九州新幹線『かもめ』に乗ること!!

8月中旬に抽選でチケットがゲットでき、今から楽しみにされています。

 

リハビリ開始当初からも在来線に乗って移動されていましたが特急や新幹線の挑戦はされていませんでした。

リハビリを継続し、少しずつ歩くことに自信がつき、電車乗車中に動きながらでも立ち上がりができるようになるなど、足の支持性が徐々に向上してきました。

着実に安定性が向上してきましたが、挑戦心が高い利用者さまは『まだまだ』と諦めずにリハビリに励まれています。

 

正座ができるようになった時、低い台から立ち上がりができるようになった時、装具なしでも指が丸まらずきれいに歩けた時、エスカレーターに乗れるようになった時も、セラピストは大喜びしていますが、利用者さまは『もう少し』と自己で動作分析をしながら課題を見つけて、自分に厳しくトレーニングに励まれています。

でも時々、素直に『こんなことが出来るようになった(*^^*)』と優しく喜ばれる時があり、日々のリハビリの成果をセラピストと実感し合っています。

この前は、『左手(麻痺側)でペットボトルを保持できる確率が上がってきた、まだリーチはできないけど、、、→(次の課題を認識されています)』と教えてくださいました。

長く続けてくださり、リハビリ期間中に復職もされ、いろいろなことに自信がついてこられた印象です。

新幹線は、京都ー名古屋間や特急も既に乗れるようになられていますが、今回の挑戦がこれまでで一番の長旅になります。

楽しい旅行になるよう心から応援しています!

そして、次の挑戦がまだまだ続いている利用者さまから『のぞみのリハビリはずっと続ける予定です』とのお声がありました。

これからも引き続き目標に向けてサポートさせていただきます。

 

 

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『体が楽になってきました』2か月のリハビリ成果 宇治・城陽市 脳梗塞リハビリのぞみ・京都

2022年08月4日

こんにちは。脳梗塞リハビリのぞみ・京都の塩見です。

のぞみにはこの炎天下の中、1時間2時間かけてリハビリに通ってくださる方が沢山いらっしゃいます。いつも本当にありがとうございます。熱中症には注意なので、水分補給が大切ですね。

今日ご紹介する利用者さまも、いつも真昼間に電車に乗って遠くから来てくださっています。

『今日も暑い!!』とお疲れな様子ですが、駅から歩いた後でも、最近は姿勢の崩れなく落ち着いて歩くことができています。

なんと先日は、鴨川沿いを10㎞!!

も歩いたそうで、その後のリハビリで状態を確認すると、時にお変わりない様子でした。

リハビリ当初は、歩くと疲れるとお困りでしたが少しずつ楽に歩けるようになってきたようで嬉しいです。

 

本日の内容は

指の動きの練習について、、、

①指先を動かそうとすると体が固くなる原因

②指の練習の前にするべきこと

③利用者さまからの感想

 

①指先を動かそうとすると体が固くなる原因

指など手先を動かそうとすると、肩が上がったり、肘が開いたり、体幹が曲がったりと、力が入りすぎることはありませんか?

その状態で、無理に動かそうとすると悪い癖が付き、体が固くなり動きの制限に繋がってしまします。

利用者さまも初めは、手首や指先を動かそうとすると肩や背中に力が入りすぎ、上手く動きに繋がりませんでした。

 

原因は

・そもそも座っている姿勢が崩れている

・姿勢を認識できていない

・使いやすい筋肉が過剰に働きすぎている

・背中や腰が反りすぎていたり、丸くなりすぎている

・肩甲骨の動きや肩の動きがうまく出ていない

 

などが考えられます。

 

そこで、リハビリでは手順を大切にし、指を動かす練習の前に

・体幹の柔軟性を上げる

・体の歪みを整える

・固くなった肩回りの筋肉を正しい位置に整える

など、体の軸つくりから始めました。

 

徐々に体全身が楽な状態で、指が動かせるようになってきました。

 

指の練習の前にするべきこと

・姿勢を整えて

・腕が楽な状態を作っていく

 

・そもそもの固い筋肉を柔らかくする

・手の平に荷重感覚など様々な感覚を入力する

 

ことが大切です。

 

詳しく知りたい方は、ぜひご相談ください。

 

 

 

③利用者さまからの感想

『最近は少しずつ疲れずに歩けるようになってきた』

『麻痺している手で、自然にウォシュレットのボタンが押せるようになった』

と少しずつ出来ることが増えてきた様子です。

 

体がすごく固く、手足を動かすと、さらに固くなってしまう特徴があった利用者さまですが

軸を整えたことで徐々に動きが滑らかにスムーズになり、疲れにくいお体になってこられました。

良くなってきたことを実感してくださり、2クール目も続けて下さることになりました。

引き続き、一緒にリハビリ頑張りましょう!!

 

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実際に畑に伺いました! 脳梗塞リハビリ 城陽市・宇治市のリハビリ

2021年12月8日

こんにちは!

京都府宇治市にある、脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の飯尾です。

 

実際に目で見て感じることは大切です。

そうすることで、リハビリの方向性を定めることができ、効率よく目標が達成しやすくなります。

といことで今回は、畑仕事の復帰を目指してリハビリ中の利用者様に同行し、実際に畑に伺いました!

その時に感じたことをシェアしていきたいと思います。

 

~本日の内容~

畑で感じたこと

必要なリハビリとは

 

畑で感じたこと

当たり前ですが、畑の地面はコンクリートのように硬くなく、柔らかい土のため普段の道を歩くよりバランス機能が求められます

また、転倒しても柔らかい土のためにダメージが少なくなるというメリットもあります。

本人様自身慣れているため、私たちよりも上手に歩けておりました。

道の幅も狭く、風など強いときは余計にふらついてしまうことも想定できます。

 

次にビニールカバーを切っていくという作業を見せて頂きました。

数も多く中腰姿勢のため、かなり 体力を消耗してしまいそうな印象でした。

また、腰へ過負荷がかかりそうなので、行う際の姿勢も考慮しなければならないのかなと感じました。

 

次に苗植えの場面も見させていただきました。

これも中腰姿勢から多くの苗を植えなければならないということで体力が必要であると考えます。

動作自体は安定はされていましたが、疲れてきたときにふらつきなどが増えてしまう恐れがあります。

本人様も体力が足りず、疲れてきたら眩暈も起きてしまうため、30分くらいしか続けられないとのこと。

病前であれば5時間くらい行っていたということで、まだまだ十分に畑仕事を行うことができていません。

 

必要なリハビリとは

疲れていない状態では畑仕事は行えているため、持久力の向上と眩暈に対して鍼灸による自律神経へのアプローチが最優先になると考えています。

また、本人様も自信がないとのネガティブな発言も多く、成功体験を積んでいくことが重要ではないかと考えます。

リハビリ時間外でも自宅での自主トレで今まで行ったことないような動作練習も交えていき、達成することで自信向上に繋がればなと思います。

 

 

 

今回、実際に畑に伺い動作を見せていただいたことで、これからのリハビリの方向性を定められました。

また、利用者様自身が目標とされている環境・動作を実際に見ることの重要性を再認識することが出来ました。

畑仕事に復帰できるようにまた頑張っていきたきます。

 

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♡利用者さまと楽しくショッピング♡ ~脳梗塞リハビリのぞみ・京都~

2021年09月3日

「京都で満足度No. 1の脳梗塞リハビリ施設。

京都で脳梗塞リハビリといえば、のぞみ。」

を合言葉に毎日リハビリ・鍼灸に励んでいます、

脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の塩見です!

 

本日は、

『のぞみ』に1年間継続して通い続けてくださっている利用者さまのご紹介をさせていただきます♪

目標が達成できると新しいことに挑戦したいとさらに前向きになられ、ご自身で目標を更新しながら、長くご利用いただいています。

リハビリは継続が大切です。

根気よくコツコツと取り組むことで、少しずつでも改善に繋がります。

この記事にて、現在リハビリに励まれている方々に、継続することの大切さをお伝えしますので、ぜひご参考にしてください(^^)!

 

~本日の内容~

①実践リハビリ 新しい靴を買いにショッピングに

②継続することの大切さ

③自主リハビリを継続するためのサポート

 

〜実践リハビリ 新しい靴を買いに2人でショッピングに

1年前に立てた目標である

『装具なしで歩きたい、おしゃれな靴を履きたい!』

との思いを持ち続け、目標達成に向けて毎日コツコツとリハビリに励み努力されてきました!

 

ある日、『一緒にお買い物に行きましょう!』と利用者さまからお誘いがありました。

とても嬉しかったです!(^^)

買い物の目的は“装具なしで歩ける靴を買いに行く”です。

1年前は「装具が無いと歩けない、怖い、不安。。。」とかなり消極的でした。

ところが1年間リハビリを継続されたことで今では『裸足でも全然怖くない』

自信に満ち溢れ、生き生きと歩かれています♪

『まさか装具なしで歩けるようになるなんて思っていなかった』としっかりと歩けるようになり喜んでいらっしゃいます♡

 

 

継続することの大切さ

リハビリは継続が大切!

と良く聞きますが『継続するにはどうしたらよいのだろう?』

とお困りの方が沢山いらっしゃるかと思います。

 

継続できるコツは目的を持つこととと何よりも、なりたい自分をイメージし、楽しく運動することです。

自分の能力にあった課題設定で、楽しみながら行うことが大切です。

紹介させていただいた利用者さまは、継続したことでその都度できることが増えていき、ご自身で新しい目標をその都度設定されています。

その結果、今では『装具なしでも屋外を歩きたい』、『お腹を引き締め綺麗な体になりたい』、とリハビリ開始時からの目標を軸に、新しい目標を持ちながら、少しずつ達成に近づいています。

さらに、目的を持ちながら継続することで、表情が明るくなり前向きな気持ちになられました。

そして、『のぞみ』では目標達成に向けてショッピングに行くなど、ご希望に合わせ互いの想いを共有しながら、実践的なリハビリも行なっています。

このように、枠を超えて個々に応じたリハビリを提供し、利用者様ののぞみが叶えられるようサポートさせていただきます。

 

自主リハビリを継続するためのサポート

目標設定を細かく行い、私たちが継続できるサポートを行います。

・毎回のリハビリで自主練習の確認、復習を行う

・次回に向けて、次の運動をお伝えする

・動画や写真でメニューを作成し、お渡しする

・チェックシートを活用し、定期的に確認を行う  など

上記のように、その方に応じた継続しやすいプランを考案させていただきます。

 

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体験リハビリってどんなことをするの?脳梗塞リハビリの様子

 

 

脳梗塞専門の体験リハビリ120分5500円(税込)で受けていただけます!

ご予約・ご相談は随時受付しております。

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1回の体験リハビリで歩き方が綺麗になる!? 〜体験リハビリ利用者様のご紹介〜

2021年08月21日

こんにちは♪

脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の塩見です!

本日は、『歩き方を綺麗にしたい!!』との希望で体験リハビリに来てくださった利用者さまのリハビリ内容を紹介をさせていただきます。

 

●綺麗に歩くコツを知りたい!

●歩く時に体が前傾してしまう!

●杖に頼ってしまう!

とお困りの方へ。。。

 

『綺麗に効率よく歩くためのポイント!』

『崩れてしまった歩き方を改善させる方法!』

を一つずつ解説しますので、ぜひぜひ参考にしてください(^^)

 

〜今回の内容〜

①一回の体験リハビリによる改善例!

②どのようなリハビリをしたの?

③自宅でできる気を付けるポイント、自主練習方法!

 

一回の体験リハビリによる改善例

歩行時に体が前傾してしまう。。。とお悩みで、姿勢を綺麗にしたいとのご希望で体験リハビリを受けてくださった利用者さまです。

まずは動画をご覧ください(^^)

 

姿勢が綺麗になられていますね!

☆良くなった点☆

①体幹の前傾が軽減し、体が起きるようになった☆

②腕の筋肉の緊張が緩和し、巻き肩が軽減している☆

③足の開きが少なくなっている☆

④左足にも体重が乗るようになり、体の軸が正中に近づいた☆

⑤杖に頼るのが減り、体の軸が正中に近づいた☆

 

歩行時、体の軸が右に傾いており、左足は腰での引き上げや左足への荷重量が少ない状態でした。

また、左の股関節の動きが硬く、前方へ進む推進力が得られないため、体幹を前に傾けた姿勢

で歩かれていました。

 

このような姿勢を改善させ、より効率のよい歩行を獲得するために、

『パターン化している姿勢・動きの改善』

に焦点を当てたリハビリを行いました。

 

どのようなリハビリをしたの?

普段自宅で取り組まれている自主練習の内容や過ごし方を細かく聞き、姿勢が崩れてしまう原因を考えました。

そこから、姿勢の癖を探し出し、良い姿勢へ導けるように修正するようなリハビリを中心に行いました。

 

ー癖ついた姿勢の修正ー

普段、自宅で自主練習をする際に座った姿勢で“股関節を上にあげる運動(足上げの運動)”をよくされていました。

実は、その運動が歩行時の姿勢の崩れに関係していました。

股関節を上にあげる際に、股関節の筋力ではなく、腰の力で骨盤を引き上げ、体幹を前傾させることで、足を持ち上げていました。さらに反動で足を上げようとするため、体のいろいろな部分の筋肉の緊張が高まり、本来必要な筋肉が使いにくい状態となっていました。

脳梗塞や脳出血などの後遺症で運動麻痺になると、筋緊張の異常が生じ、動かしやすい姿勢で固定されてしまうような運動のパターン化が生じます。

パターン化された特定の動きを続けることで、その姿勢が癖づき、日常生活動作の中で動きの阻害になる可能性があります。

この利用者さまは、パターン化された動きの繰り返しにより体が前傾する動きが癖となり、歩行時にもその姿勢が現れるようになっていました。

 

ーリハビリ内容ー

①骨盤の引き上げを改善!

骨盤の引き上げは、麻痺側の荷重量の低下や体の傾き、歩幅の短縮、腰痛の原因になり、効率の良い歩行獲得の妨げとなります。

まずは、骨盤と腰部の柔軟性を上げ、骨盤と腰が分離して動かせるような運動を行いました。

また、股関節を曲げる運動を多くされていたため、股関節前面の筋肉が異常に硬くなっていました。そこで、歩行に大切な股関節を後ろに伸ばすストレッチや後ろに力を発揮させる運動をしっかりと行いました。

 

②コアマッスルの機能向上

足の運動をする際に腰が反り、足の力を発揮しにくい状態となっていました。

そこで、コア(お腹の深層筋)のトレーニングを行い、体の軸の安定性の強化を図りました。

コアが強くなると、体幹がしっかりとするため、本来必要な足の力が発揮しやすい状態になります。

 

③必要な筋肉を使い、必要な力を発揮する練習

足の運動をすると100%の力を反動を使って出すことが癖づいていました。反動にて運動をすることで、腕や腰の筋肉の緊張が高まってしまいます。

本来、歩行では足の力は100%も必要ではありません。

力の発揮の調整が難しく、全ての運動を100%の力でされていたため、歩行に必要な筋力の範囲で力を発揮させる練習を行いました。

 

④胸郭の可動域改善

・足の運動をする際に腕の筋緊張が亢進し、胸郭から肩周囲の柔軟性が低下していました。

・胸郭の柔軟性を高めることで、体幹の崩れが軽減し、腕の筋肉の緊張が緩和しました。

 

上記の4点の運動を集中的に行い、普段の癖ついた姿勢を改善させ、正しい筋肉の使い方、体の動かし方を習得していただきました。

その結果、座位姿勢、立位姿勢が改善し、歩行時の姿勢も左右前後の軸が正中に近づき、きれいな歩き方に近づきました。

このように、普段の何気ない姿勢を見直すことで、姿勢は改善し、効率の良い歩行を獲得できるようになります。

姿勢が崩れるとお悩みの方は、一度普段の姿勢を見直してみてください。

 

★座位姿勢の比較★

 

 

 

 

 

 

 

 

リハビリ前

骨盤・肩甲骨が後ろに引けている

肩が内に入り込んでいる

左足(麻痺側)が外に開き足裏が床から離れている

 

リハビリ後

骨盤が起きるようになり左臀部にも体重が乗っている

肩甲骨の引き込みが軽減し、肩が開くようになった

股関節が中間位となり、足裏が床に接地できるようになった

 

このように座位姿勢が綺麗になることで、起立動作・立位・歩行の姿勢も綺麗になるので、基本が本当に大切です☆

 

自宅でできる気を付けるポイント、自主練習方法!

①寝返り、起き上がり、起立などの基本動作は反動で行わない

・麻痺側の手を忘れるなど無いよう確認し、きっちりと丁寧にコアを使って行う

・起立動作は左右の足に均等に体重を乗せる

ポイント:背中を反らない

→背中を反ると、運動麻痺のパターンにより四肢の筋肉の緊張が亢進してしまう

 

②コアのトレーニング

・上向きで膝立て位で寝た状態で、深呼吸をしながらお腹を凹ませる運動

・お腹が固くなることを感じるまで息を吐き切る

ポイント:麻痺側の足が開いたり閉じたりしないよう真ん中で保持する

足裏の感覚を感じる

 

ご自宅での過ごし方を少し変えるだけでも、姿勢が改善されます。

今回ご紹介した利用者さまは足上げの運動をやめたことで歩き方が改善しました。

姿勢でお悩みの方は、このようにちょっとしたことを気を付ける習慣をつけてみてください。

 

歩き方や自宅での自主練習でお困りの方はぜひ、『脳梗塞リハビリのぞみ・京都』の理学療法士にご相談いただけますとアドバイスさせていただきます♪

 

祝!!脳梗塞リハビリのぞみ・京都 1周年♪

2021年08月16日

こんにちは!

脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の塩見です。

脳梗塞リハビリのぞみ・京都 開設1周年!!

昨年7月15日に『脳梗塞リハビリのぞみ・京都』を京都で初めての自費リハビリ施設として開設させていただき、早いもので一年が経ちました。

皆様のご支援のおかげで、素敵なご縁を沢山いただき、沢山の方々と出会い、ここまで成長して参りました。

利用者さまやご家族さま、地域のケアマネジャーさま、病院の相談員さま等、当施設に関わってくださった皆様に感謝申し上げます。

そして、何よりもリハビリに通ってくださる皆様には、当施設を選んでくださったこと、楽しくリハビリを受けてくださっていること、目標に向かって一生懸命に励んでくださっていること、サポートさせていただいていることに感謝の気持ちで一杯です。

今後とも、笑顔で溢れる施設になるよう、そして沢山の方々の『のぞみ』を叶えられる施設になるよう、スタッフ一同精進して参りますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。

 

 

開設1周年記念の動画です♪

これまで利用してくださった方々のリハビリ風景の動画です。

脳梗塞や脳出血の後遺症、頭部外傷、パーキンソン病、整形疾患の方など様々な症状でお困りの方々が当施設をご利用してくださっています。

目標に向かって、努力されている皆様です。

いつも一生懸命にリハビリに励まれている姿に私たちスタッフは元気をいただいています。

ご縁をいただき、ありがとうございます!

どうぞご覧ください(^ ^)

 

 

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姿勢が改善し、歩きやすくなりました!! 〜脳梗塞リハビリのぞみ・京都のリハビリ内容〜

2021年08月3日

こんにちは!

京都府宇治市にある、脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の飯尾です。

 

今回は姿勢の改善を目標に通ってくださっている利用者様の、リハビリ前後の姿勢の比較を紹介させていただきます。

 

姿勢の改善を目標に!!

首の手術の影響から顔が上げにくく、その姿勢の影響によりお腹からお尻にかけての筋肉が弱く、立っている姿勢が”S”のようになっていました。

この姿勢の状態では、ふらついた時にバランスをとりにくく転倒する恐れがあったり、歩く時に体力を消耗しやすく、長い距離を歩くことが難しくなります。

そのため、姿勢の改善を最優先にリハビリを行いました。

 

首回りも硬くなっているため、まずは硬くなっている筋肉を緩めながら、弱くなっているお腹やお尻の筋肉のトレーニングを行いました。

また、お腹の筋肉に対してはEMSという電気治療を行いました。

 

鏡や壁を利用し、立っている状態での弱くなっている筋肉をトレーニングしながら姿勢改善を試みました。

 

 

結果、リハビリ前とリハビリ後で姿勢が改善され、歩く時のふらつきが少なくなりました。

自宅でも自主トレに励んでおられるとのことで、新しい自主トレを指導させていただきました。

やはり自宅でもトレーニングを頑張って下さる方は改善しやすい印象があります。

継続は力なり!皆様も一緒に頑張りましょう!

 

 

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指が動くようになった!〜脳科学に基づくリハビリとは!?〜

2021年07月30日

こんにちは!

京都府宇治市にある、脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の飯尾です。

 

今回は、当施設のコンセプトである

「脳科学に基づくリハビリ」

を利用者さまの改善例と併せて、紹介させていただきます。

 

脳卒中後のリハビリにおいて、私たち理学療法士は脳の働きをイメージしながらアプローチを行います。

少し難しい内容にはなりますが、『これからリハビリを頑張ろう!』と思ってくださっている方々にも知っていただくことで、セラピストとの意思疎通が図れ、より効果が発揮されやすくなります。

少しでも良いので頭の片隅に置いていただけると嬉しく思います(^ ^)

 

内容

①運動イメージにより腕の動きが良くなった!

②視覚情報によるイメージがリハビリに効果的な理由

③リハビリ中の脳の働き

 

①運動イメージにより腕の動きが良くなった!

動画の利用者さまは腕の動きを良くしたいとの希望で継続してくださっています。

リハビリ開始2週間、4回目のリハビリで、前方に伸ばせなかった腕が伸びるようになり、曲がっていた指が意図的に伸ばせるようになりました。

 

 

なぜこの短期間で難しい動きが習得できたのか・・・。

それは『脳で運動をイメージする能力が優れている。』

このことが動きの改善に繋がった要因です。

 

セラピストから「肘が伸びるイメージ、筋肉が伸びるイメージをしてください」と問いかけると、ご自身で動きのイメージを行い「動かし方が分かりました!」と、出来なかった動きが脳で理解してからは何度行っても同じ動きが再現できるようになられました。

目で見ながらの運動ですが、繰り返し行うと、目で見なくても動かせる頻度が増えています。

このように運動は、やろうやろうと力一杯頑張りすぎるのではなく、頭を整理しながら次の運動をイメージすることが成果を上げるために大切な要因となります。

今、リハビリに励まれている皆さんも、がむしゃらに動かすのではなく、リラックスしながらご自身の体と対話をし、脳のしくみを考えて運動をしてみてください。

 

 

②視覚情報によるイメージがリハビリに効果的な理由

では、次に運動の改善に導くための視覚情報の大切さをお伝えします。

よくリハビリで鏡を使う場面を見たことがあると思います。

 

例えば、

座る練習や立つ練習の時に体が傾いてしまう患者様に鏡を見てもらいながら運動を行うことがあります。

それにより、

患者様ご自身で体の傾きを直すことが可能になります。

このように、

目で自分の動きを見て、脳で認識し、姿勢を修正したり運動をする際に、脳は活発に働いています。

これを繰り返すことで、徐々に脳が活性化していき、鏡や目で動きを確認しなくても自然に動きが良くなり運動能力が向上していきます。

 

つまり、

リハビリをする上で大切なことは、自分の姿勢や動きを自分で認識できるようになることです!

 

③リハビリ中の脳の働き

視覚情報により運動をしている時の脳の働き

①目で見た情報が脳の頭頂部に送られる(頭頂連合野)

②運動の企画をする脳の前頭部に送られる(運動前野)

③筋肉の動かし方をコントロールする小脳に送られる

④運動の指令が出て、身体が動く

運動中はこのように脳が働いています。

 

 

視覚情報がなくても運動ができるようになるためには、②の運動を企画する働きが活発になる必要があります。

つまり、運動をイメージすることや自分で運動の計画が立てられる必要があります。

これは運動を繰り返して行うことで徐々に身についていきますので、継続がとても大切になります。

のぞみのリハビリにより、この運動イメージの大切さを体感してみませんか?

運動は力任せにするものではなく、脳との関係性がとても強いことは分かっていますので、脳を働かせながらのリハビリ、何よりも自分の体と対話をしながらのリハビリが大切です。

のぞみでは、段階を追って適切な運動をお伝えしますので、ご興味のある方はぜひご連絡ください。

 

 

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腕が動かしやすくなった!!脳出血後遺症の利用者様 1ヶ月間のリハビリ経過

2021年06月18日

こんにちは

脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の塩見です。

今回は4月から当施設のリハビリを利用してくださっている利用者様のリハビリの経過をご紹介します。

『のぞみのリハビリはどんな事をしているの?』

『どのような方が利用しているの?』

『本当に効果があるの?』

『手の運動をすると力が入りすぎて上手く動かない』

と疑問やお困りをお持ちの方へ。。。

1ヶ月間のリハビリの内容や成果をお伝えしますので、リハビリを受けたいけど自分に合っているかな?とお悩みの方はぜひ参考にしてください!

 

〜今回の内容〜

①リハビリの内容

②力を抜きながら手の運動をする方法

③1ヶ月間の成果

④自主練習のサポートについて

 

①リハビリの内容

令和3年2月初旬に脳出血を発症された40代の女性です。

3月末に病院を退院後、『腕の動きをもっと良くしたい!』『装具なしで歩けるようになりたい!』と強い希望を持ち、「まだまだ諦められない」との思いでリハビリに励まれています。

 

利用状況

●1回120分 8回基本プラン

●リハビリ期間:4月16日〜5月20日 →    今後も継続予定

●頻度:週2回

●オンラインでの自主練習のサポート:週1回

 

リハビリ開始時の体の状態

●リハビリ開始当初

手と腕の状態

・指先に力が入り、上手く開かない

・腕を動かそうとしても、前後左右に思うように動かない

 

利用者さまの特徴と解決策

腕を動かそうとした時に力が入りすぎ思うように動かないことが特徴でした。

原因の一つが

体幹の使い方です。

お腹の深層の筋肉が上手く機能しないことで、背中の筋肉を使いすぎて腰が反る姿勢や肩が上がりすぎる姿勢となっていました。

この崩れた姿勢の状態で腕を動かそうとすると肩から指先に力が入りすぎて思うように動かなくなります。

今回ご紹介する利用者さまもこのような特徴があったため、リハビリ開始当初は体幹の使い方の練習を徹底的に行いました。

 

リハビリ開始初期

腕を動かそうとすると、背中と腕全体に力が入りすぎ前に動かせなかった

 

1ヶ月後

徐々にお腹の筋肉の使い方が上手くなり、姿勢が改善してきた

体幹の使い方が上手くなってきた後は手のひらに体重を乗せる練習やテーブルの上で手のひらを広げ止めておく練習など、より実践的な運動を行い、毎回体幹の使い方は気にしながら姿勢を正して腕の運動を行いました。

 

②力を抜きながら手の運動を行う方法

『手を動かそうとすると力が入りすぎて思うように動かない』

とお困りの声をよく聞きます。

力を抜くために実際に行なった運動をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

 

大切なことは、先ほどもお伝えしたように

『体幹の使い方』

です。

腕に力が入る原因は腰の筋肉の使いすぎや肩が上がることです。

解決策は、お腹の深層の筋肉を上手く使うことです。

これが出来れば、姿勢が改善し、腕の力を抜いて動かせるようになります。

 

ポイント①

腹式呼吸を徹底する

 

ポイント②

胸郭を下げる

 

ポイント③

お腹を凹ませながらお腹の深層の筋肉を働かせる

 

↓腕の力を抜くコツ! この動画を見て実践してみてください!

実際に行なった運動の様子

①お腹にクッションを入れて背中の筋肉の緊張を緩和させ、肩から手をリラックスさせる練習

これにより、肩から指先の筋肉の緊張が緩和され、手のひらが開きやすくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

①の運動を取り入れた結果

運動前は指先に力が入り、手のひらが開かなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動後は楽に手を開けるようになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②手のひらに体重を乗せて、腕の支持性を向上させる練習

この時も腰が反らないように注意し、お腹の深層の筋肉を意識する。

手のひらに体重を乗せ感覚を入力することで、より指先の筋肉の緊張が緩和され指が開きやすくなります。

このポイントがクリアできると体幹の機能が向上し、姿勢が改善され、腕の力や指先の力が抜け、腕を動かしやすくなります。

ぜひ、お試しください。

 

③1ヶ月の成果

体幹の使い方を身につけ、腕の力抜けるようになってきたことで、1ヶ月間で手の動きが大きく改善しました。

 

④自主練習のサポート

『リハビリに来た時は出来ても家では同じように出来ない』とお困りであったため、自宅へ訪問し、自宅環境でできる最適な自主練習の内容をお伝えしました。

また、不安がある時はLINEでメッセージやビデオ通話を行い、すぐに解決できるようサポートし、利用者さまに安心していただけるようなリハビリを提供しました。

 

のぞみでは施設でのリハビリと自宅でのリハビリともに利用者さまの生活に寄り添って全面的にサポートをしています。

 

リハビリを行い目標を達成したいと希望をお持ちの方はぜひ『のぞみ』へご連絡ください。

 

 

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