槙島元氣クラブで体操教室を行ってきました!!
2021年01月14日
明けましておめでとうございます!
京都府宇治市にある、脳梗塞リハビリのぞみ・京都、理学療法士の飯尾です!
2020年の7月から開催している槙島元氣クラブにて、11月と12月は脳科学に基づく、認知症予防をテーマに体操教室を行いました!!
内容としては脳で考えながら、身体を動かしていく!
これが認知症に対して有効です。
今回は認知症の症状についてと、体操教室の内容を書かせていただきます。
認知症について知る
皆さんの周りにも認知症の方はいらっしゃいませんか?
認知症患者は65歳以上で約462万人、軽度認知症は約400万人いらっしゃいます。
これは65歳以上の方の人口の3分の1の割合を占めています。
こうみると結構いらっしゃるように感じますね。
この図が、もの忘れと認知症のちがいを表しています。
認知症の方は、忘れることに対しての自覚自体がなくなります。
まだ忘れていることに対して、自覚があればもの忘れレベルであると言えます。
この図は認知症の症状についてまとめています。
特に真ん中の中核症状に当てはまれば、認知症が疑われます。
また、中核症状と並んで周辺症状が出現することがあり、周囲の方に迷惑をかけてしまうことがあります。
そのため、認知機能を低下させない予防が必要となります。
認知機能を低下させないためには
認知機能に深くかかわる脳の前頭葉と海馬という部分を活性化させていく必要があります。
活性させるために有効と言われているのが…
ダンスです!
なぜ、ダンスが有効であるのか。
それは…
①動きを記憶して真似する
②運動負荷が高い
③仲間がいる
④目標がある
⑤達成感がある
以上が挙げられます。
そもそも運動自体が脳への酸素運搬を助長し、海馬のサイズの拡大に繋がります。
運動に加え、物事を考えることがポイントです。
そこで、今回は脳の活性化を図りながら、ダンスの目的に近い体操を皆さんと行いました!
体操内容
まず1つ目は…
コグニサイズです!
コグニサイズとは、コグニション(認知)+エクササイズのことです。
行い方は、1から順に数を数えます。
3の倍数と5の倍数で頭の上で手を叩きます。
2つ目は…
じゃんけん体操です!
ただ、じゃんけんをするのではありません…
方法は両手を前に伸ばし、右手が勝つのと左手が負けることを繰り返します。
例えば、右手がパーであれば左手はグーです。
これを同じ出し方は連続させず、繰り返していきます。
慣れてきたら難易度を上げ、足踏みをしながら同じやり方でじゃんけんを行います。
これも結構難しく、じゃんけんを考えているうちに足が止まってしまったりとなかなか2つのことを同時に行うことが難しいです。
次はさらに難易度を上げ、前後じゃんけんを行います。
方法は片手は手前、もう片手は前方に出し、前の手が勝つのと後ろの手が負けるのを両手交互に行っていきます。
右手が前に出したら次は左手を前に出す、前に出ている方は後ろの手に勝つのを考えながら行います。
そして、最終的には前後に出しながら足踏みを行ないます。
これが1番難しく、かなり頭が疲れると思います。
出来る難易度で良いので、回数を数えながらまずは10回繰り返して行います!
認知症になりやすい人・なりにくい人は…
認知症にかかりやすい人ってどんな方をイメージしますか?
認知症にかかりやすい方はずばり…
自分勝手な人です!
①協調性がない方
②いらいらしやすい方
③気にしやすい方
これらが当てはまる方は認知症になるリスクが高くなります。
逆に認知症にかかりにくい方ってどんな人だと思いますか?
ずばり…
誠実な人です!
①責任感
②自制心
③勤勉さ
これらが兼ね備わっている人っていうのは認知症になるリスクは低いと言われています。
以上、脳科学に基づく認知症予防をテーマにした体操の紹介でした。
現在、のぞみグループでは生活習慣病の予防をテーマにした体操教室を月に2回開いております。
定員は4名で検温・手指消毒・換気を徹底しております。
オンライン配信も行っているので、脳梗塞リハビリ・のぞみのYouTubeから閲覧することが可能です。
ご興味のある方、ぜひ参加の方お待ちしております!
体験リハビリ120分5000円(税別)で受けていただけます!
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