脳梗塞リハビリにおける鍼灸の目的 城陽市・宇治市の鍼灸

2022年07月7日

京都府宇治市 脳梗塞リハビリのぞみ京都の鍼灸師スタッフ片岡です。

今回は、脳梗塞リハビリにおける鍼灸の目的をブログに綴りたいと思います。

 

目次

1 鍼灸の最大の目的はリラックス

2 脳梗塞リハビリの鍼灸は痛くない、熱くない

3 鍼灸はなぜリラックスできる?

4 リラックスするとリハビリの何にいいの?

 

1 鍼灸の最大の目的はリラックス

当施設のぞみのリハビリにおける鍼灸の最大の目的は、リラックスです。

鍼と聞くと

痛い 怖い

という印象をお持ちの方が多数おられます。

しかし、実は鍼灸はとっても気持ちいい施術なのです。

どれだけ気持ちいいかといいますと、、、

温泉に入っている猿のこの表情(*´-`)

 

当施設に通う利用者様は、これくらい気持ち良さそうに皆さん鍼灸を受けてくださいます。

(本当です)

私自身、鍼灸師として心地の良い鍼が大好きなので、鍼をうつごとになんとも言えないジンワリ感、力の抜けていく感を実感していただくことを目指して日々鍼灸の施術にあたっています。

なぜここまでリラックスできるのか?後ほど解説します。

 

2 脳梗塞リハビリの鍼灸は痛くない、熱くない

開発した頭の反応点に鍼を沿わせて麻痺や痛みを軽減させる手法です。脳梗塞後遺症やパーキンソン病など、主に中枢神経疾患に適応しています。

なぜ鍼灸はリラックスできるのかを解説する前に、そもそも鍼灸に対するイメージについて書きたいと思います。

鍼灸といえば

痛い 怖い 熱い

といったイメージがつきものです。

しかし、のぞみで行う鍼灸はそのイメージとは真逆をいく

心地良い、気持ちいい、リラックス

を目指しています。

たしかに、体の症状によっては痛みが出たり熱さを感じたりする施術方法もあります。

人間、十人十色で多種多様な人がいるように、世の中には多種多様な鍼灸師がいて、その人その人で施術のやり方に個性が表れていくと感じています。

その中でも当施設で選んでいる施術方法が

経絡治療YNSA(山元式新頭鍼療法)です。

経絡治療は、なかでも首藤伝明先生という方が開発した「超旋刺」と呼ばれる手法を用いています。

YNSAは、宮崎県の山元敏勝先生が

YNSAは頭に鍼を沿わせます

どちらの手法も鍼はほとんど沿わせるだけ。数ミリ単位で皮膚に優しく鍼先を当てる手法ですので、ほとんど痛みはでません。

使っている鍼は髪の毛ほどの細さで、注射針とは比べものにならないくらい細いものを使っています。

お灸についても、熱さ加減は調整できるお灸を用いています。熱くなりすぎる前に調整したり、その人に合わせた心地いい温かさを選べるようにしています。

お灸のイメージ ほかほか気持ち良い加減に調整します

 

 

3 鍼灸はなぜリラックスできる?

では、そもそもなぜ鍼灸はリラックスできるのでしょうか?

答えは、自律神経にあります。

ズバリ、鍼灸は自律神経に働きかける作用がある施術方法なのです。

自律神経とはなんぞや?という話ですが、最近の健康ブームやコロナ禍による健康需要が高まったことでご存じの方も多いかと思います。

自律神経とは、ざっくりいいますと

自分の意思ではコントロールできないことを自動制御してくれている神経です。

私たちの身体には、実は自分の意思でコントロールできないことがたくさんあります。

例えば、心臓。胸のドキドキ、今すぐ止めることはできますか?心拍数をピッタリ60/分にすることはできますか?

難しいですよね。。

他にも胃や腸の消化吸収、尿の生成、細胞の新陳代謝

などなど

実は私たちの知らない間に身体では自動制御してくれているシステムがあるのです。

その自動制御システムの大きな役割を果たしているのが自律神経です。

ざっくりと説明しましたが、自律神経については私ももっと勉強して、今後も詳しく解説していきたいと思います。

では、鍼灸はなぜリラックスできるのかという問いに戻ります。

鍼灸は自律神経に働きかける施術と答えました。

自律神経は、心臓や胃腸など主に身体の内部を自動制御してくれています。

身体の内部には、ホルモン分泌を行う器官がたくさんあります。

つまり自律神経が制御している内部器官はホルモン分泌に関わっているのです。

鍼灸が自律神経に働きかけるということは、ホルモン分泌にも間接的に関わっていくということです。

ホルモン分泌にはたくさん種類がありますが、なかでもご紹介したいのが「セロトニン」と呼ばれるホルモンです。

セロトニンは、幸せホルモンとも呼ばれ、人が幸福感を感じているときに溢れ出てくるホルモンだそうです。人が幸福を感じるとき、人によって幸福の感じ方はそれぞれですが、大抵の人は心地いい気分になっているのではないでしょうか?

日々のストレスから解放され、癒される時間。

そして心も体もふっと力が抜けてリラックスできる。

これこそ、私が目指している鍼灸です。

簡単にまとめますと、このような流れで鍼灸はリラックスできるといえます。

鍼灸を受ける→自律神経に働きかける→内部器官が調整される→ホルモン分泌が促進される→幸せホルモンが身体中をめぐる→心地いい、幸せ=リラックス

したがって、鍼灸を受けるとこのような表情になってしまうわけです。

(*´-`)(*´-`)(*´-`)

 

4 リラックスするとリハビリの何にいいの?

ここまでは、のぞみが目指して行っている鍼灸がリラックスに繋がるということを解説してきました。

では、肝心なのは脳梗塞リハビリにおいてなぜ鍼灸でリラックスするのがいいのか?

リハビリの何にいいの?という話をしたいと思います。

その前に、脳梗塞リハビリのぞみ京都のリハビリ成果についてお話します。

今までの利用者様の傾向からリハビリ成果を高める3つのポイントが分かってきました。

逆にこの3つができない時は、残念ながら成果があまり得られにくい傾向にあります。

 

リハビリ成果を高める3つのポイント

①丁寧に落ち着いてリハビリができる

②自分の体の状態を理解していて、悪い癖・良い癖ともに気づける

③些細なことでも自分の体の変化に気づける

このポイントについてはこちらのブログで詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

リハビリの効果を高めるための秘訣 城陽市・宇治市のリハビリ

 

これら3つのポイント、共通してまとめると

落ち着いて「自分」の状態に気づけること

だと思います。

自分の状態に気づくということは、健常の人でも難しいかもしれませんが、後遺症によって麻痺をお持ちの方はもっと難しい状態のはずです。

その状態を少しでも楽にしてあげたい、自分に意識を向け気付きやすい状態にしてあげたい。

そのためには落ち着き、穏やかな状態になっていること。

つまり・・・リラックス状態であること!!

 

そう、これが脳梗塞リハビリの鍼灸における役割です。

リハビリ成果を高めるには

落ち着いて「自分」の状態に気づけること、心身ともにリラックス状態であること

鍼灸は心身のリラックス状態を作ることで、リハビリ成果を高めるためのサポートを行なっています。

 

 

まとめ

今回は脳梗塞リハビリにおける鍼灸の目的をテーマに、鍼灸がリハビリ成果を高めるサポートをしていることを解説させていただきました。

鍼をすれば手が動くようになる、歩けるようになる

と言うような、すがる思いで来店される方も今までに何度も見てきました。

その思いに応えたい気持ちは強く持っています。

ですが、本当に必要なリハビリとは、基本に忠実に、地味なリハビリでもコツコツと継続している人こそ改善に向かっているのが現実です。

正直、鍼をしたからすぐに思い通りに良くなるとは、私自身思っていません。

しかし、リハビリと組み合わせることによる改善成果はとても高いものになると信じています。

だからこそまずはリラックス。

何より安心して鍼灸を受けていただきたく、その人に合わせた施術方法で対応しています。

後遺症にお悩みの方にぜひとも鍼灸を受けていただきたいと思っています。

リラックス鍼灸、とっても気持ちいですよ!

 

 

 

 

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