脳卒中後は筋トレよりもストレッチが大事!? 脳梗塞リハビリのぞみ 宇治市・城陽市のリハビリ
2022年02月12日
こんにちは!
京都府宇治市にある、脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の飯尾です。
脳卒中後は運動麻痺により手足が動かしづらくなります。
そのため、筋力をつける必要があると思われ、筋トレをガンガンやってしまう方がいらっしゃいます。
しかし、筋トレをしすぎることで筋肉のこわばりを強めてしまったり、筋肉が疲労することで余計に動かすことが出来なくなってしまうことがあります。
今回は、適切は負荷量での筋トレとストレッチの重要性を説明させて頂きます。
~今回の内容~
①筋トレのしすぎは逆効果
②こわばりに対してのストレッチの重要性
筋トレのしすぎは逆効果
一般的に健康な方で、ムキムキの身体や安定した身体を作りたいということで筋トレをガンガンすることは問題ないと思います。
しかし、それは健康的な方であるからこそです。
前回の記事にも説明させていただいた、脳卒中後に起こる痙性麻痺という後遺症を抱えていれば話は別です。
痙性麻痺は筋肉のこわばりを生じさせます。
痙性麻痺の場合、筋肉がこわばっている状態で筋トレをしすぎると、よりこわばりを増悪させてしまう恐れがあります。
また、姿勢が崩れている状態で行うことで誤った筋肉の使い方を覚えたり、筋疲労により痛みがでてしまうことが多くあります。
もし、筋トレを行うのであれば適切な姿勢と負荷量に気を付けて行うことをお勧めします。
適切な姿勢とは、
①身体がまっすぐに行えているか。
②元気な方の手足に頼っていないか。
これらを意識してください。
感覚障害がある方や自信のない方は鏡を見ながら行うことが大切です。
次に負荷量とは、運動前に手足のこわばりを確認しトレーニングを行い、運動後にもう一度こわばりを確認します。
運動前と比較しこわばりが強くなっているのであれば過負荷であるため、トレーニングの回数の調整や適切な姿勢で行えているかを再度確認する必要があります。
もし筋トレを行うのであれば、こわばりが強くならない範囲での運動負荷量を見極めて行ってみて下さい。
こわばりに対してのストレッチの重要性
では、こわばりに対してはどのように対処すれば良いのか。
それはストレッチです。
こわばっている筋肉に対しては、持続的なストレッチが良いと言われています。
反動をつけたストレッチを行ってしまうと逆効果で、ゆっくり持続的に伸ばすことが重要です。
秒数は20秒1セットが推奨されており、1セット終了後に一度休憩し、また行うというやり方をお勧めします。
運動前に行い、運動後にもこわばってしまった筋肉に対しケアをする目的でストレッチを行います。
こわばりが強くなると身体が硬くなり、動作自体が力んでしまうことで更にこわばりを強くしてしまうという悪循環が生まれます。
そのため、こわばりの悪循環を脱するためにもストレッチを行ってみてください。
こわばりはストレッチ以外にも鍼灸で改善することが可能です。
当施設では、リハビリ前に鍼灸を行ってこわばりの改善を図っています。
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