【改善事例】パーキンソン病でお困りの方へ
2021年04月8日
こんにちは。京都府宇治市にある脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の塩見です。
当施設では、パーキンソン病の利用者様も多くリハビリに励まれています。
パーキンソン病は進行性の病気と言われていますがリハビリでの運動により、進行速度を遅らせることや改善が見込める方もいらっしゃいます。
また、当施設では鍼灸を取り入れており、鍼灸によりパーキンソン病の症状の一つである自律神経症状の改善が見込めます。
当施設のブログでは、パーキンソン病でお困りの方のために、少しでもお役立ちになれるよう、様々な情報を発信していきます。
今回は、当施設をご利用いただいたパーキンソン病の利用者様の改善事例をご紹介いたします。
リハビリによる改善のご紹介
パーキンソン病と診断され、約2年が経過した利用者さまです。
徐々に睡眠の質の低下、姿勢の崩れ、歩行速度の低下が見られるようになり、リハビリ施設を探していた時に担当のケアマネジャーさんからのご紹介により、当施設でリハビリを受けていただくこととなりました。
目標は、
①10月に趣味のグランドゴルフに挑戦する
②11月に家族で旅行に行く
この目標を目指し、日々リハビリに励まれました。
リハビリ期間は、2020年の7月6日~7月30日の1か月間で、週に2回来店していただきました。
短期集中で、来店でのリハビリと自宅での自主練習を徹底して行っていただきました。
8月からは、月に1回の来店リハビリと、徹底した自主練習のモニタリングのもと、自宅での自主練習に励んでいただきました。
リハビリ開始当初
背中が曲がりやすく、歩いている際にも姿勢が崩れ、歩行速度が低下していました。
屋外歩行も難しくなり、趣味のグランドゴルフや家族旅行にも行けなくなったと落ち込んでいらっしゃいました。
また、身体の柔軟性が不足し、靴下を履く動作に介助が必要で、「自宅で困っています」とのお声がありました。
リハビリ内容
パーキンソン病は脳のドーパミンという“気持ちを快にさせる分泌物の不足”で生じるといわれています。
運動の効果として、「楽しい気持ちで行なうこと」でドーパミンの分泌が促進され、機能向上に有効とされています。
そこで、楽しい音楽をかけながらの運動や奥様も一緒になって和気あいあいと運動をしたり、目標であるグランドゴルフを実際に行なう等、毎回楽しく盛り上がりながら運動を行ないました。
病院のリハビリでは、他の患者様が複数人いらっしゃるため、個人に応じた音楽やダイナミックな運動は制限がかかりますが、のぞみでは、個人のスペースで一対一で行なうリハビリのため、個別性を活かした“のぞみのリハビリだからこそ出来る”リハビリを提供させていただきます。
そして、ご本人様とご家族への自主練習指導を徹底し、運動のチェックリストや毎回動画撮影を行い、自宅での運動課題を提示させていただきました。
また、当施設で取り入れている
頭皮に鍼を沿わす「YNSA」により運動機能の向上が見られ、鍼をした直後に
靴下が一人で履けるようになり、ご本人さま、奥さまから驚きと喜びのお声がありました。
YNSA前、YNSA直後の比較動画 【姿勢の改善・柔軟性の改善・速度の向上】
リハビリ終了時
11月までリハビリを継続され、目標であった
『グランドゴルフに挑戦する』
『家族旅行に行く』
ことを達成されました。
歩行距離は、リハビリ開始時は連続700mであったのが、今では連続『3000m』歩行が可能となられました。
姿勢の崩れも軽減し、長距離歩行時の前傾姿勢が改善されてきました。
改善の比較写真
歩行姿勢の変化
立位姿勢の変化
11月に家族で旅行!! ハイキングにも挑戦!!
ご利用者様からのお声
利用者様から嬉しいお言葉をたくさん頂きましたので、紹介させていただきます。
インタビュー記事
利用者様はのぞみのリハビリ終了後は、のぞみグループのこじま治療院にて、訪問マッサージを利用されています。
訪問マッサージにて、リハビリとの連携を図りながら、今も元気に過ごされています。
今後も長く太いお付き合いでサポートさせていただきます。
パーキンソン病の利用者様から良く聞く質問
利用者様やご家族様からいただく質問に、
「パーキンソン病はどんな症状ですか?」
「どこでリハビリができますか?」
「どのようなリハビリをしますか?」
「リハビリの効果はありますか?」
「自宅での運動方法はありますか?」
「薬の効果や薬を減らすことはできますか?」
など様々な疑問をお持ちの方が多くいらっしゃいます。
利用者様・家族様ともにパーキンソン病の症状やリハビリについて、分からない事が多くお困りの方が多い印象です。
症状の経過でよく聞くのが
「10年くらい前から何となく動きが悪くなってきて、最近さらに動きにくくなり、パーキンソン病と診断されました。今リハビリ施設を探しています。」
とのお声が多く、症状が出始めてからもパーキンソン病と分からずに生活されている期間がかなり長いということです。
早期からのリハビリが重要とされているパーキンソン病ですので、姿勢の崩れや動きにくさ、
自律神経系の症状が出てきた際には早めに医療機関で受診を行ない、リハビリを開始すること
が進行の予防・症状の改善に有効となります。
今後ブログにて、上記の質問にあるようなお困りごとを解決できるよう、情報を発信していきますので、ぜひご覧ください。
パーキンソン病に効果のある自主練習動画もYouTubeで配信予定ですので、「脳梗塞リハビリのぞみ・京都」のYouTubeチャンネルも、ぜひご視聴ください。
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