パーキンソン病のリハビリ利用者さまのインタビュー
2020年08月28日
脳梗塞リハビリのぞみ・京都の塩見です!
今回は、1ヶ月間の集中リハビリを行なった利用者さまのインタビュー内容のご紹介、Part3です。
パーキンソン病を発症され、約1年が経過した利用者さまです。徐々に睡眠の質の低下、姿勢の崩れ、歩行速度の低下が見られるようになり、リハビリ施設を探していた時に担当のケアマネジャーさんからのご紹介により、当施設でリハビリを受けていただくこととなりました。
リハビリ開始当初は、背中が曲がりやすく、歩いている際にも姿勢が崩れ、歩行速度の低下がありました。また、身体の柔軟性が足りず、靴下を履く動作に介助が必要で、「自宅で困っています」とのお声がありました。
パーキンソン病は脳のドーパミンという“気持ちを快にさせる分泌物の不足”で生じるといわれています。運動の効果として、「楽しい気持ちで行なうこと」でドーパミンの分泌が促進され、機能向上に有効とされています。そこで、楽しい音楽をかけながらの運動や奥様も一緒になって和気あいあいと運動をしたり、目標であるグランドゴルフを実際に行なう等、毎回楽しく盛り上がりながら運動をしていました。
また、頭皮に鍼を沿わす「YNSA」により運動機能の向上が見られ、鍼をした直後に靴下が一人で履けるようになり、ご本人さま、奥さまから驚きと喜びのお声がありました。
YNSA前、YNSA直後の比較動画 【姿勢の改善・柔軟性の改善・速度の向上】
1ヶ月後には、
「姿勢が良くなり歩く速度が速くなった」「鼻づまりが治った」「よく眠れるようになった」
と変化が出たことに喜びを感じていただきました。
歩行開始時の姿勢の変化
歩行中の姿勢の変化
モニター終了後にインタビューを行ないましたのでご紹介します。
目標:グランドゴルフをしたい、旅行に行きたい
疾患:パーキンソン病
症状:姿勢の崩れ、歩行速度の低下
発症からの期間:約1年
発症前はどのような生活をされていましたか?
[ご本人様]
機械に指を挟んでからは仕事は何もしておらず、その時期から身体が動かしにくく、睡眠障害も出るようになったかな。夜中に悪夢で暴れることもあったな。
[ご家族様]
寝言が多かったです。夜中に動いてしまうこともよくありました。
なぜ、当施設でリハビリを受けようと思いましたか?
[ご本人様]
今まで行っていた所はイマイチだったので、他を探していた。施設でのゲームは認知症には良いとは思っていたけど、ただ、動くことは少なかったな。
[ご家族様]
動きが悪くなってから、どうにかしたいと思い探していました。最近歩き方もよちよち歩きになってきていて、今後のことを考えると焦ってもいました。
当施設でリハビリを受けていただき、どのような変化を感じますか?
[ご本人様]
体操をやってみて続けてみようと思えたな。睡眠の質も良くなったし、右の鼻の通りが良くなったかな。簡単な鼻孔液を使っていたけど効かず、鍼やってからは改善したな。
前にかがむ姿勢がましになってからは歩く距離が増えてきたり、歩く時も踵からつくようにとか意識を持つことができた。近所の方からも変わったと言われることもあったな。
隣の人からもスムーズに歩けるようになり、誰か分からなかったとも言われたな。
あと、ズボンや靴下も履きやすくなった気がする。
[ご家族様]
リハビリをしたことで、疲れて夜もぐっすり寝れています。しゃべってる時も語尾がはっきりするようになりましたし、今までよりハキハキしゃべれるようになった気がします。
当施設をどのような方に勧めたいですか?
デイサービスにいたパーキンソン病の方にも、おすすめしたいと思ったな。
屋外歩行 目標は約1km連続で歩くこと
グランドゴルフに挑戦!
音楽をかけながら楽しく運動
体験リハビリ120分5000円(税別)で受けていただけます!
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