リハビリの効果を高めるための秘訣

2022年07月2日

脳梗塞リハビリのぞみ京都の理学療法士の塩見です。

様々な利用者さまがのぞみに通ってくださり、ここ最近私が感じることを紹介します。

 

~本日の内容~

『リハビリの効果を高めるための秘訣』を説明しますね。

リハビリは継続が大切で、地道に努力されている方ほど、ちょっとずつちょっとずつ成果が現れます。

では、成果が出る人ってどんな人?

①丁寧に落ち着いてリハビリができる

②自分の体の状態を理解していて、悪い癖・良い癖ともに気づける

③些細なことでも自分の体の変化に気づける

この3つは本当に大切なポイントです!!

 

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①丁寧に落ち着いてリハビリができる

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利用者さまの中には、「早く良くなりたい・なかなか良くならない」と気持ちが焦って、良くなりたい気持ちと思うように動かないことのギャップでモチベーションが途中で落ちてしまう方がいます。

焦りは禁物です。リハビリは積み重ねです。一回のリハビリでほんのちょっと出来ることが増えるだけでも大丈夫です。小さな喜びは次のステップに繋がるので、前向きな気持ちにきっとなれます。

リハビリ中は自分の体と向き合い、集中すること!

自己流にならずに体のしくみを理解しながら一つ一つの動作をゆっくり、丁寧に行うこと!

がポイントです。

担当のセラピストがしっかりと体の状態や動きのコツを説明するので、安心してくださいね。

 

②自分の体の状態を理解していて、悪い癖・良い癖ともに気づける

病院を退院してしばらく経過している方は、日常生活を送る中で使いやすい楽な姿勢で動作をすることが癖ついている方がいます。

そのため、動きが少し大ざっぱになってしまったり、麻痺している側の体をあまり使わない動作が定着していたり、麻痺していない側の体を過剰に使いすぎたりと、無意識の内にパターン化された動作になりがちです。

パターン化された動きを学習してしまうと、筋肉が固くなり、スムーズな運動の阻害となります。

リハビリでは、麻痺になり忘れてしまった動き、癖ついた動きを修正し、正しい動作を再学習していきます。

再学習を効率よくするためには今の体の状態を理解することが大切です。

例えば、普段の立ち上がり動作や寝返り動作、起き上がり動作、歩行など何気ない動作で良い動かし方と悪い動かし方が混在しているかと思います。

まずは自分の動作を思い返し、癖を見直すことがリハビリの成果を出すポイントです。

その癖が分かれば、良い癖を増やしていけたら少しずつ動作の効率性が良くなり、

無理のない自然な動作に繋がっていきます。

自分の癖ってなかなか自分では分からないかと思います。でも、担当のセラピストがしっかりと説明しますので安心してくださいね。

 

③些細なことでも自分の体の変化に気づける

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『体の変化に気づけること』

これは本当に大切なポイントです。

まずは自分の体と向き合ってください。

リハビリ前の体の状態はどうかな?

リハビリを受けている時の体の状態はどうかな?

リハビリ後の体の状態はどうかな?

体の状態の差がリハビリの成果です。

それを自分で納得できなければ、受け身のリハビリとなり成長に繋がりにくくなります。

少しでも自分で気づき、納得ができれば、主体的なリハビリとなり成長に繋がります。

変化に気づき、リハビリの効果を自分で体感でき、小さなことでも喜ぶ(達成感を感じる)ことが成果を出すポイントです

大きな変化でなくても大丈夫です。小さな変化の積み重ねが達成したい目標に近づいています。

例えば、『杖なしで家の中を歩きたい』と大きな目標があれば、まずは何ができる必要があるでしょうか?

寝ている時の姿勢はどうですか?

寝返りはスムーズにできていますか?

起き上がりの時に手足や背中に緊張は入ってませんか?

固い筋肉はありませんか?

麻痺している足の裏を感じ取れていますか?

歩く時に身体は傾いていませんか?

杖に持たれすぎた歩きになっていませんか?

 

一度自分の体と向き合って、普段の体の状態を確認してみてください。

これができれば最初の一歩です。

ゆっくりで大丈夫ですので、私たちと一緒に気づきを増やしていきましょう!

利用者さまからの声

実際に通ってくださっている利用者さまからの声です。

小さなことの積み重ねを紹介します。

 

『一回一回の変化はほんのちょっとでも、これが一年経ったら何か変わっているんやろうな』

『麻痺側の手の平で温かい感覚が分かってきた』

『体重を真っすぐに乗せる感覚が分かってきた』

『立つ時に踵が浮かなくなってきた』

『足が疲れなくなってきた』

『起き上がりが楽にできるようになってきた』

『前腕が開くようになってきた』

 

などなど、本当に些細なことでも、何かしら日常生活に繋がっていきます。

喜びをしっかりとご自身の口で発していることはとても大切です。

このようにちょっとした変化に気づき、出来るようになったことに対して喜びや達成感を感じ、新しいちょっとした目標に向かってリハビリができる人ほど成果が得られやすいのかなぁと日々感じています。

 

まとめ

のぞみのスタッフも利用者さまの体を理解し、利用者さまにも理解してもらえるような関りを大切にしています。

そして、一緒に課題を考え、一緒に同じ目標に向かい、一緒に出来るようになった些細なことを喜び共感していきたいなと思っています。

大きい目標ではなくて、小さな小さなことの積み重ねが成果に繋がっていきます。利用者の皆様にもそこを理解していただき、出来ることを増やしていきたいです。

調子の悪い日、上手くいかない日もあるかと思いますが、焦らずに一緒に解決していきたいですね。

 

今日は体の気づきの大切さをお伝えしました。

気づきは主体性のあるリハビリに繋がります。

利用者さまが主体的に行うリハビリをのぞみは目指しています。

一緒に二人三脚でリハビリをしていきましょう!