利用者様の家族が抱える脳卒中(脳梗塞・脳出血)後の介護生活
2020年11月9日
京都府宇治市にある、脳梗塞リハビリのぞみ・京都、理学療法士の飯尾です!
今回は、脳卒中(脳梗塞・脳出血)を患い、後遺症が残ってしまった利用者様の退院後の介護生活に関して書かせていただきます。
病院ではまず、介助量の軽減を目指してリハビリを行う
個々の身体機能に合わせて、必要な動作練習やご家族への介助指導を行います。
例えば、ベッドから起き上がる練習や寝返り練習、ベッドから車椅子への乗り移りや服の着替え動作などがあります。
症状が重度な方は、まずは身の回り動作の介助量軽減を目標にリハビリを行います。
ベッド周りの動作が安定しなければ、本人の生活の質が下がることに加えて、ご家族の介助が必要になります。
介助量が多いほど、退院後のご家族の負担が増えてしまいます。
そのために、病室での自立した生活を第一の目標とし、達成できれば歩行や階段などの応用的な動作の目標へ移ることになります。
自立した生活が送れなく、退院となってしまった場合…
一生懸命リハビリを行うも、何かしらの動作で介助が必要な状態で退院される方はたくさんいらっしゃいます。
介助量が多い方でも本人やご家族の希望から自宅に帰られる方もいます。
また、ご家族が忙しかったり、一人暮らしの方は介護保険により、介護サービスを利用される方もいます。
例えば、独居で家の中を手すりを持って歩くのが精一杯の方は、買い物や家事を行うことが難しいため、介護サービスであるヘルパーを利用し、買い物や家事の代行サービスを受けることができます。
また、ご家族が日中は仕事のため、一人で過ごすことに不安がある方は、送迎があるデイサービスに通うことも可能です。
しかし、これらはあくまでご本人がある程度動ける場合を想定しています。
全く動くことのできない方の場合はどうなるのか…
大抵はご家族の負担が大きすぎるため、特別養護老人ホームへ移られます。
特別養護老人ホームであれば、24時間体制で介護を受けられます。
それでも、やっぱり自宅に帰りたいという方はご家族の協力が必須となります。
おむつ替えやずっと寝ていることによる床ずれの発生を防ぐためのこまめな体位変換、 着替えや車椅子への移乗など、介助しなければならないことがたくさんあります。
しかし、ヘルパーの利用にも、使える回数には限界があります。
状態が安定していない方であれば訪問看護の利用も余儀なくされ、使えるヘルパーの回数が減ってしまい、さらにご家族への負担が大きくなります。
家族様の負担を減らすためにはどうしたら良いのか
ご家族の負担はご家族の自由な時間を減らしてしまうことにも繋がります。
まずは出来ないことを減らしていき、自立した生活を送ることが重要となります。
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