鍼灸で手首が動かしやすくなる?! 脳梗塞リハビリのぞみ 宇治市・城陽市リハビリ
2022年12月29日
こんにちは。脳梗塞リハビリのぞみ・京都の塩見です。
今回は手首や指の動きを改善し、指を使って細かい動きが出来るようになりたいと希望の利用者さまのご紹介です。
脳梗塞リハビリのぞみ・京都では運動の前に鍼灸を行うのが特徴の一つであり、今回ご紹介する利用者さまも鍼灸と融合しながら指の動きの改善を目指してリハビリに励んでいます。
鍼灸と聞くと、怖い、痛いなどのイメージを持っている方もいらっしゃるかと思います。
ですが痛みはほとんどなく、気持ちいいと感じる方が多数です。今回はのぞみの優しい鍼灸の内容を皆さんに知ってもらえるよう鍼灸の効果を説明していきます。
本日の内容
①腕の動き改善に繋げるための鍼灸
②リハビリにおける鍼灸の効果
①腕の動き改善に繋げるための鍼灸
利用者さまの症状として
指の動きに繋がる前腕の筋肉の固さ、指を伸ばす筋肉の指令の行きにくさ、表在感覚の分かりにくさがありました。
これにより、物を持つ時に指を開いたり閉じたりする動き、ペットボトルで飲料を飲むとき等の肩・肘・手首の滑らかな動きが苦手でした。
鍼灸では、初めの30~40分の時間で動きに導けるよう全身を整え運動しやすい体になるよう準備をしていきます。
この利用者さまの場合は
①鍼で前腕の固い筋肉の緊張を緩和させる
②お灸で温痛覚の感覚刺激を入れる
③頭の鍼(YNSA)で腕の動きのツボに鍼をする
主に上記の内容を行っています。
①について、
肘から下の筋肉の緊張が高く、手首の動きや指の動きの制限に関係していました。
徒手だけでは緊張を緩和しきれない部位に対し、鍼をすることで筋肉が柔軟になり、滑らかに動かせるようになります。
②について、
お灸により深部まで温もりを感じるので、感覚情報が入り徐々に温度覚が分かるようになってきます。
ちょっとした感じ方の変化を捉えながら感覚がよくなるようにアプローチしています。
③について、
頭の鍼では、腕の動きのツボに鍼をさすことで神経が促通される効果があります。
指や手首が動かしやすくなるなど実感できるかと思います。
②リハビリにおける鍼灸の効果
利用者さまの場合は
『もう一歩で動きそうやけど、滑らかに動かない!!』という時に鍼灸をすることで、徒手だけでは出しにくい成果を得ることができました。
例えば、
ペットボトルを口に運ぶ動作の際に、手首の動きが出にくく、もう少し手首が柔らかかったら届きそうな状態でした。
そこで、前腕に鍼をしたり、頭に鍼をすることで、手首の動きがよくなり、口元まで運べるようになりました。
また、指を伸ばす筋肉の持続性が少なく、コップを持つ動作などで指がしっかりと伸びないことがありました。頭の鍼をした後は神経が促通され、指の開きが良くなりコップが持ちやすくなるといった効果がみられました。
このように効果には個人差がありますが、鍼灸と合わせることでより効果が期待できます。
脳梗塞リハビリのぞみ・京都では、勉強熱心な鍼灸師が利用者さまのご希望に沿った鍼灸を提供しています。
ぜひご興味ある方はご連絡してください。
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