鍼灸 脳梗塞やパーキンソン病の便秘解消に効果的 城陽市・宇治市のリハビリ
2023年02月22日
脳梗塞リハビリのぞみ・京都の理学療法士の塩見です。
当施設をご利用いただいている脳梗塞や脳出血後遺症の方、パーキンソン病等でお困りの方々の多くが便秘でお悩みです。
便秘になるとお腹がすっきりとせず、気分も落ち込みがちになりますね。リハビリをしたくても、お腹が重たいとやる気が起きないとお困りの方もいらしゃいます。リハビリを効率的にするためにも便秘は解消させたいですね。
『便秘』は鍼灸により、高い確率で改善します。
便秘の原因の多くは自律神経の乱れです。脳梗塞や脳出血、パーキンソン病の方々は自律神経の乱れにより身体機能の症状の他に、睡眠障害や便秘、食欲不振などの自律神経症状が現れます。
鍼灸により、自律神経が整うことで、いろいろなお悩みが改善されます。
本日は、多くの症状の中でもお悩みが多い『便秘の改善』をご紹介します。
本日の内容
①便秘の原因
②鍼灸によるアプローチ内容
③鍼灸により体質が改善
④鍼灸の効果的な継続期間
①便秘の原因
排便を促す蠕動運動は、腸管の口側が収縮し、肛門側が弛緩して便を先へ押し出していく働きです。
この蠕動運動は、自律神経と大きく関係しています。
自律神経のバランスが崩れていると、大腸での水分吸収作用が活発になりすぎて水分の少ない硬い便が大腸に溜まり便秘になります。
また、胃にものが入ると、その刺激をきっかけに大腸が収縮し便を直腸に送り出そうとする反射の低下や腸の蠕動運動の低下により便秘になります。
自律神経は、交感神経と副交感神経の二つで構成されています。
体を活発に動かす時に働く神経が『交感神経』で、体を休めるときに働く神経が『副交感神経』です。
蠕動運動は、『交感神経』が優位な時には抑制され、『副交感神経』が優位な時に活発になります。つまり、副交感神経の活動が高まれば、便秘は解消されます。
脳梗塞や脳出血、パーキンソン病の方は交感神経が優位になりやすく、副交感神経の活動が低下しやすいため、便秘となります。
病気により自律神経の調整が難しくなったり、体の動かしづらさによるストレスや緊張状態が続き、リラックスしにくい体となってしまいます。
当施設でも取り入れている鍼灸は副交感神経の活動を促す効果があるため、便秘解消に導けます!!
②鍼灸によるアプローチ内容
腸の運動を調節するため、胃と腸の動きを改善するツボに鍼をします。
消化管運動に関係する腹部や手足のツボに鍼をすることで、大腸の蠕動運動を促進させることができます。
鍼をした後に、お腹が『グルグル』と音がすることがあります。これは腸の活動が高まっている証拠です。この音が多くなるほど、大腸の蠕動運動が活発になっています。
鍼灸により体質が改善
薬による治療では、便秘そのものの原因を取り除くことができないため、『対症療法』となります。
鍼灸では、自律神経を調整するため、便秘そのものの原因を改善することができます。
そのため、便秘体質の改善に繋がり、便秘になりにくい体に導けます。
鍼灸の効果的な継続期間
自律神経を整え、体質を変えていくには、3か月程度は必要となります。
一回の施術で改善することはむずかしいため、長期的に継続する必要があります。
当施設では週2回、2時間(鍼灸30分~40分)のリハビリで、2~3か月継続するリハビリプランとなっています。適切なリハビリ頻度・期間となっています。
ぜひ、脳梗塞や脳出血、パーキンソン病等でお悩みの方はご相談ください。
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