お客様の声 | 脳梗塞リハビリ のぞみ・京都
-
少しずつでもリハビリを続けていきたいと思いました。
こんにちは。宇治市にある脳梗塞リハビリのぞみ・京都の塩見です。
当施設では、脳梗塞の利用者様の他に整形疾患でお困りの利用者様もリハビリに励まれています。
本日は、人工関節置換術という股関節の手術をされた利用者様のご紹介をさせて頂きます。
手術後に日常生活での過ごし方に不安があり、危険の無い安心した生活を過ごしたいとの思いでリハビリに通われた利用者様です。
リハビリを開始されたきっかけ
股関節の手術をされ、足の動きに制限がある中で、
『脱臼の危険性があると言われたが正しい動かし方が分からない』
『靴下の履き方やお風呂の入り方が分からない』
『家で自主練習をしたいけど、やり方が分からない』
『歩いていると姿勢が崩れて長時間歩けない』
とお困りでした。
日常生活の不安を解決するために、動作指導や自主練習の指導、姿勢の改善、歩行練習を中心にリハビリを開始しました。
2020年8月~9月の2ヶ月間は週に1回の頻度で施設でのリハビリを行ない、その後は月1~2回の頻度で施設でのリハビリを行い、自宅での自主練習の強化を行ないました。
リハビリの内容
①関節の可動域改善
術側の股関節の可動域制限により、日常生活動作に支障が出ていたため、徒手での可動域改善運動や自主練習をお伝えしました。
②筋力強化
手術により低下していたお尻回りの筋肉や体幹の筋肉を中心に筋力トレーニングを行ないました。
③動作指導
股関節の向きにより、脱臼リスクがあったため、紙面で動作方法をご提示し、自宅で実践していただきました。今では動作が定着し、不安無く生活出来るようになられました。
④自主練習指導
10月からは月1~2回の来店となったため、自宅での自主練習の強化を行ないました。
来店される度に自宅での運動状況を確認し、次回までの運動課題を紙面でご提示し、運動の進捗管理を行ないました。
目標達成に向け、運動のチェックシートをご提示し、自宅での運動習慣の定着をサポートさせていただきました。
2021年1月の記録では週3回きっちりと運動され、習慣化に成功しました。
⑤インソールの作成
足の長さに左右差があったため、片方の靴に入れるインソールを作成しました。インソールを入れることで脚長差が軽減し、歩き方が随分と綺麗になり、足・腰の負担も軽減されました。
普段歩く時に斜めに傾いていた身体がインソールにより身体が真っ直ぐに整い、歩きやすくなったと喜んでいただきました。
改善の紹介
リハビリと自宅での運動を継続され、
『日常生活を不安無く過ごす』
『歩いている時の姿勢が崩れないようにする』
という目標を達成されました。
現在は新しい目標に向かって頑張ってらっしゃいます!
リハビリによる改善をご紹介します。
股関節の柔軟性が向上したことで、靴下を履く動作や爪を切る動作が行ないやすくなりました。
歩行時の身体の傾きが軽減し、杖が無くても短距離であれば姿勢を正して歩けるようになりました。
リハビリ卒業時の感想
リハビリ最終日にいただいた感想をご紹介します。
股関節の手術をして病院では筋トレレベルにリハビリをするように言われていました。
でも体が硬く、どの程度のどの運動をすれば良いのか分からなかったですが
塩見先生の分かりやすい写真などで運動を教えていただき、
少しずつでもリハビリを続けていきたいと思いました。
整形疾患の方は痛みの予防のための運動方法や生活動作の方法、病院退院後のリハビリ環境が少なく、運動の方法が分からないとお困りの方が多くいらっしゃいます。
脳梗塞リハビリのぞみ・京都では整形疾患の利用者様にも個々の希望に応じたリハビリを提供させていただいております。
※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。